株式会社エラン|CSセット(入院セット)【東証プライム市場上場】

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【山形済生病院】エランの入院費用保証で未収金回収率が改善!

【山形済生病院】エランの入院費用保証で未収金回収率が改善!

山形済生病院の黒沼幸恵看護部長、阿部富貴子副看護部長、山口 武医療支援課長の御三方に、CSセットR(入院費用保証サービス)についてお話を伺いました。


▼CSセットR(入院費用保証サービス)の導入前、どのようなお困りごとがございましたか?
山口課長(以下:山)未収金の督促業務は毎月発生していましたが、なかなか患者さまと連絡がつかず、督促業務も煩雑なので、業務が追い付かずパワー不足で困っていました。未払いの患者さまの家まで足を運び督促することもありましたね。時間と交通費をかけてもお支払いいただけないことがほとんどでしたので、効率は悪かったです。

▼当社を知ったきっかけとCSセットをお選びいただいた理由をお教えください。
阿部副看護部長(以下:阿)営業担当の方が訪問してくれたことがエランさんを知ったきっかけでした。当院の置かれている状況や済生会という組織の役割をよく理解してもらい導入となりました。こちらの「こうしたい」という要望にもよく応えてくれ、また当院と既に取引のある業者さんを変えることなくサービスを運用できることも導入の決め手となりました。

▼導入にあたり懸念点や不安だった点はございましたか?
黒沼看護部長(以下:黒)山形県という土地柄、そして済生会という特色もあり、当院の入院患者さまには医療費を支払うことが困難な方もおられます。患者さまには入院費に加えてCSセット利用料金をお支払いいただくことに同意してもらえるのかが一番の心配でした。

▼導入してみて懸念点は払拭されましたか?
黒:導入時はちょうど新型コロナの感染が拡大し、面会制限をするようになったタイミングでした。CSセットを導入することで、患者さま・ご家族さまにとって負担が軽減されるのは当然のこと、感染対策にもつながるという点が響きました。また、エランさんから看護職員にCSセットについて何度もご説明いただいたことで、職員全員に「ご家族さまの負担軽減と感染対策」というこのサービスの意義が浸透したことも大きかったですね。患者さまへのサービスの案内の仕方も丁寧に指導していただきました。最初はどうなることかと不安でしたが、職員がきちんとサービスを理解し患者さまへご案内ができる状態となっていたので、導入初期でも8割の患者さまにお申込みいただけました。職員がこれは良いサービスだと思っていること、そしてサービス内容を自分たちで説明できるようになっていることの2点が、スムーズな運用を目指す上でやはり大事なのでしょうね。

未収2割以上※1改善 業務効率化を実感 ※1 病院全体の未収金に対する改善率

▼2020年12月にCSセットRを導入されていますが、ここまで運用いただいてのご感想をお聞かせください。
山:入院費用保証に対する効果という点からお話すると、未収金の割合が減り、回収が早まったことを実感しています。入院費の請求から3ヶ月後の未収金額は、導入前と比較して20~30%程度改善しています。代位弁済※2の手続きも簡単で不便さは感じません。入院費用保証サービスのおかげで、督促業務はかなり簡素化されましたね。CSセットR導入前と違い、未収金が回収されるスケジュールも明確なので、私たち事務方は喜んでいます。患者さまからの問い合わせもエランさんにしっかりご対応いただいており、こちら側に問い合わせが来ることもないため、そういった点にも私たちは安心感を持っています。※2 代位弁済・・・保証会社などの第三者が債務者に代わって返済すること
黒:督促の電話をするのは、職員にとっても嫌な仕事ですものね。看護の現場からお話すると、CSセットを導入したことで、ご家族さまの負担軽減と私たち看護職員の業務効率化を実感しています。例えば以前はおむつをご家族に用意してもらっていたのですが、安いおむつを買ってこられる方もおり、漏れてしまうこともありました。今はCSセットの質の良いおむつを患者さまに使っていただけているので私たちも安心です。エランさんにはおむつの使い方を教えてもらう勉強会も開催していただいたことでおむつの交換回数が減り、導入をきっかけに看護業務の見直しができました。
阿:現場で感じたことは、患者さまに必要なものをすぐ使えるというCSセットのサービスが看護のケアの向上に繋がっているということです。病状によって必要なものは変わりますので、必要なものをタイムリーに使えるこのサービスは非常に有難い存在です。

急性期病院に最適 地域拡大を期待

▼CSセットRはどういった病院に勧めたいですか?
黒:緊急入院を受け入れている病院ですね。ご家族に用意してもらう前に必要な物品を使わせてもらえるので、急性期病院にはぜひ入れてもらいたいです。
阿:新型コロナの陽性患者さまを受け入れている病院にも役立つサービスだと思います。家族全員が濃厚接触者になりますから、そういった方々は病院に必要物品を持ってくることができないですからね。
山:未収金対策という点でいえば、こちらもやはり急性期病院でしょうか。急な入院の場合保証人を立てられないことも多いので、その際にCSセットRの保証制度は大いに役立つように思います。

▼エランに期待することはございますか?
黒:この地域にCSセットを導入している病院が今後も増えていってほしいですね。当院から転院される患者さまにとっても、当院へ転院してこられる患者さまにとっても、同じサービスが入っていれば安心ですし、職員側も説明が不要になりますからね。

▼貴院にとってエランとはどういう存在ですか?
黒:今CSセットをやめるとなったら職員からの反対にあうでしょうね。必要不可欠な存在になっています。当院では「ONE TEAM(ワンチーム)」といって、全職員がひとつのチームとして頑張っていこうという方針でやっています。エランさんもまさにそんな私たちチームの一員だと思っています。

CSセットRとは
連帯保証人を必要とせず、エランと提携する保証会社が未払いの入院費・介護費の立替払いを行うサービスです。入院費の未収金リスクを軽減し、連帯保証人の手続きが不要となります。

【社会福祉法人恩賜財団 済生会 山形済生病院】
〒990-8545 山形市沖町79-1
病床数:473床
診療科目:内科、神経内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、糖尿病・内分泌内科、腎臓内科、血液内科、リウマチ科、小児科、外科、乳腺外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、精神科

長谷川病院へのインタビュー動画はこちらからご覧ください。