日常着レンタル(スマイルウェア)
【中澤病院】日常着レンタルで今までと変わらない安心感のある生活を
長崎県大村市にある中澤病院にて、
医療相談室長の矢野様、介護主任の今里様に 日常着レンタルサービス「スマイルウェア」についてお話を伺いました。
▼スマイルウェア導入前はどのように衣類を準備されていましたか?
矢野:個人での管理が難しい方も多く、病院側で衣類を準備して患者さんに貸出しをする病棟もありました。職員が衣類の買い出しに行き、患者さんにはいわゆる病衣ではなく普段着に近いものをご提供していたため、現場職員はかなり時間をかけて衣類を選定していました。
今里:実際には年間の予算を立てて年3回ほど買い出しに行くのですが、その日は丸一日、本来の業務を離れて買い物に費やしていました。衣類を選ぶ際は、見栄えが良く、その年代の方々に喜ばれそうな服を選んでいました。介助しやすく劣化しにくいものであることも重要なのですが、限られた予算の中では買いたいものがあっても予算オーバーで断念することもありました。
また、求めている伸縮性のある衣類やサイズが見つからず、何軒もの店舗を回らなければならないこともあり、大変さを感じていました。衣類は使用しているうちに劣化し、廃棄せざるを得ないこともあります。そうなると次の購入時期を待たずして衣類の量が足りなくなってしまうこともありました。
▼これまで衣類の準備方法の変更を検討されたことはございましたか?
今里:一度に大量の衣類を購入するため、お店側に病院まで販売に来てもらえるような運用を検討したことはありましたが、実現は難しかったです。ネット通販という手もありますが、実際に手に取ってみないと分からないことも多く、結局は従来の方法を変えることはできませんでした。
▼スマイルウェア導入前の入院時の持ち物の依頼・確認の手順についてお聞かせください。
今里:入院前に必要なものをお伝えしてご用意いただき、入院後も必要に応じてご家族へ連絡し、都度お持ちいただいていました。しかし、面会のタイミングで必要なものをお伝えすることができず、必要な時に必要なものが揃わないことも少なくありませんでした。
また、個人の衣類を持ち込まれている方に関しては、ご家族に洗濯物の回収に来ていただく必要がありますが、ご家族も多忙で気づけば衣類が足りなくなってしまうような状況も頻繁に起きていました。とはいえ患者さんに汚れた服をそのまま着せ続けることもできないので、病院側で洗濯を代行することもありました。
矢野:個人の衣類をご自身で洗濯をされる方でも、その時の症状によってそれが難しくなってしまうケースもありました。また、消耗品に関しては入院時の持ち込みだけでは足りなくなり、ご家族へ頻繁に追加の電話連絡を行っていたため、負担を感じていた方もいらっしゃったのではないかと思います。
▼スマイルウェアの説明を受けた際、どういった感想をお持ちになりましたか?
今里:営業担当の方からスマイルウェアを初めてご紹介いただいたときは、スウェットや上下揃った病衣のようなものを思い浮かべましたが、詳しい説明を聞くと私たちが普段購入している衣類と遜色ないものを用意してもらえることが分かりました。
「衣類の買い出しの手間がなくなる」 「どんな体型の患者さんでもサイズ選びに困らない」「劣化した衣類を着用いただかなくて済む」という点がありがたく、患者さんにも職員にもメリットが大きいサービスだと感じました。
矢野:お話をいただいた時は、本当に嬉しかったです。導入を決めたあとは、職員の要望を営業担当の方に伝え、こちらの意図をかなり汲み取った衣類をご準備いただけました。セットサービスですと、皆が同じ衣類を着用するイメージを持たれがちですが、「花柄も無地も選べますよ」「生地の修繕
対応もできます」と患者さんにもご家族にも説明がしやすいのが嬉しかったです。
▼入院時にスマイルウェアをご案内いただく際、ご家族の反応はいかがですか?
矢野:入院前の説明でスマイルウェアの資料を見てもらうと、「本当に普通の洋服なんですね」と驚かれることが多いです。その後、病院の見学にお越しになった際は、患者さんが着ている服を含めた病院全体の雰囲気を見て、ここでの治療を決めてくださる方もいらっしゃいます。治療内容だけでなく、ここでどういう療養生活を送るのかということを目に見える形で示すことができる上、質の良い衣類をご用意いただいているので、私たちも自信を持って院内をご案内できています。
▼スマイルウェアを導入したことで、どのような反応や変化がありましたか?
今里:現場職員としては、良い意味で「変化がない」というのが感想です。これまで病院側で用意していた衣類と遜色ない品質なので、抵抗なく利用できています。また、これまではサイズごとの在庫に偏りがあり、特定のサイズが不足することもありましたが、現在は患者さんの体格に合うものをいつでも選ぶことができます。現場スタッフが必要とする衣類とそうでない方が選ぶ衣類にはどうしてもズレが生じがちですが、エランさんには現場の意見をしっかりと取り入れていただけたので、スタッフからの評判も非常に良いです。
さらに、退院時の衣類の準備に迷われるご家族に対しても、「今着ている服を参考にしてください」とご案内できるようになりました。ご家族だけでは失敗してしまいがちな衣類選びにおいて、ご家族の迷いも少なくなったのではないかと思います。
▼スマイルウェアの商品や運用において、評価いただけている点を詳しくお聞かせください。
今里:色んなお洋服があるので、患者さんに「今日はどの服を着ますか?」とお声がけできるようになりました。これまでは介助のしやすさという部分最適の観点で衣類を購入していましたが、様々な種類の服をご用意いただいておりますので、衣類にこだわりのある患者さんからも「これなら着たい」
といった嬉しい声が寄せられています。業務効率の面では、職員の洗濯に関わる負担が軽減されました。以前は、汚れた衣類を職員が下洗いする必要があり、そこに時間が割かれていましたが、今は汚れが酷くなければそのまま洗濯に出すことができます。
▼スマイルウェア(CS セット)の導入を迷っている他の病院施設様に対してメッセージをいただけますと幸いです。
今里:現場の人間からすると、想像以上に使いやすいサービスです。現場の話をしっかりと聞いてもらえるので、安心して進めることができます。
患者さんやご家族、現場にとって大きなデメリットがないのであれば、業務負担を軽減するという意味でも前向きに導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
矢野:現場からこのような声が上がるのは良いことですよね。ケア以外の部分で頭を悩ませる時間を削減し、患者さんの治療に専念できるようになったことは嬉しいです。また、ご家族にとっても入院中の持ち物の心配をせず面会に来ていただける、患者さんのことを一緒に考えていけることは、とても良いことだと思います。
個人の衣類を準備していただくことを基本にしながら、スマイルウェア(CS セット)という選択肢を紹介できることをありがたく感じています。
【医療法人檜山会 中澤病院】
〒856-0032 長崎県大村市東大村1丁目2524-3
診療科目:精神科、内科、心療内科
病床数:精神病床100床、療養病床59床
